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貝尽図大小柄 銘 春秀(花押)

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"Kai zukushi" a lot of shells

Haruhide

江戸後期(紋は室町時代)
赤銅魚子地高彫うっとり色絵
平象嵌
長さ一一六・七㍉ 幅二〇㍉
上製落込桐箱入
Late Edo period
(the crest dates back to the Muromachi period)
Shakudo Nanako ground with high-pitched carving and captivating overglaze
Flat inlay
Length 116.7mm, Width 20mm
High-quality paulownia wood box

特別保存

500,000

円(税込)

小柄

2289

​No.

​音声解説
00:00 / 01:04
 水辺の流れを背景に彫り表された、貝尽図の古作を江戸後期の金工春(はる)秀(ひで)が大小柄に仕立て直した、迫力のある作。

大小柄は桃山頃の大仰で奇抜な拵に装着されたもので、古様式の彫口であり華やかな作風である点も数奇者垂涎のものとされた。

本作の地板は一五ミリあることから元来が大振りの作であったと思われ、濃密に彫り表された貝の数々がキリっとした高彫に金の薄板を被せるうっとりの手法で鮮やかな光沢と色合いを呈している。

春秀の手になる藻草は赤銅磨地に金の平(ひら)象嵌(ぞうがん)で、新趣の装いとなっている。
貝尽図大小柄 銘 春秀(花押)
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